labデータを用いた口パクのやり方
labファイルを用いた口パクの設定方法を紹介します。
labファイルとは
labファイルとは音素のタイミングを記録したファイルです。 VOICEVOXやCeVIOなどの音声合成ソフトが出力可能です。 音素のタイミングに合わせて口パクを行うことで、対応した口を表示させることができます。
利用方法
素材の準備
好みのキャラクターの画像を用意します。
PhotoshopやPSDToolなどを用いて、「あ」、「い」、「う」、「え」「お」「ん」の口だけの画像を用意してください。
After Effectsでの設定
口パク素材としてモーショングラフィックテンプレートを作成します。After Effectを利用して作成します。
After Effectsを起動します。
新規コンポジションを作成します。
画像をコンポジション内に配置します。
テキストレイヤーを新規作成します。
テキストレイヤーの名前を「lab」とします。
テキストレイヤーをもう一つ新規作成します
テキストレイヤーの名前を「oto」とします。
oto レイヤーをクリックして、 テキスト、 ソーステキストを右クリックしてエクスプレッションの編集 をクリックします。エクスプレッションが入力できるようになります。以下のコードを貼り付けます。
「あ」の口のトランスフォーム-> 不透明度を右クリックしてエクスプレッションを編集をクリックします。
以下のコードを貼り付けます。
「い」の口のトランスフォーム-> 不透明度を右クリックしてエクスプレッションを編集をクリックします。
以下のコードを貼り付けます。
「う」の口のトランスフォーム-> 不透明度を右クリックしてエクスプレッションを編集をクリックします。
以下のコードを貼り付けます。
「え」の口のトランスフォーム-> 不透明度を右クリックしてエクスプレッションを編集をクリックします。
以下のコードを貼り付けます。
「お」の口のトランスフォーム-> 不透明度を右クリックしてエクスプレッションを編集をクリックします。
以下のコードを貼り付けます。
「ん」の口のトランスフォーム-> 不透明度を右クリックしてエクスプレッションを編集をクリックします。
以下のコードを貼り付けます。
labレイヤーとotoレイヤーの左端の目をクリックして、非表示にします。
labレイヤーをクリックして、 テキスト、 ソーステキストを右クリックしてプロパティをエッセンシャルグラフィックに追加をクリックします。
エッセンシャルグラフィックのプロパティ名がlabになっていることを確認します。
モーショングラフィックテンプレートを書き出しをクリックして、保存します。
Nijikanツールの設定
Premiere ProのNijikanのウィンドウを開きます。
キャラクター設定をクリックします。
設定したキャラクターをクリックします。
メニュー下部にある口パクMOGRTのフォルダアイコンをクリックします。
先ほど書き出したモーショングラフィックテンプレートを選択します。
キャラクター設定を閉じます。
そのほかの口パク方法
Adobe Character Animatorを用いた口パク
Adobe Character Animatorを用いると、音声に合わせて口パクを行うことができます。